自分を知る 認知特性とは?

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「あの人はすごく方向音痴だなぁ」とか「あの人は小さいころのことを凄くよく覚えているんだなぁ」と思ったということはないですか?

それには人間一人一人のタイプが関係しているのかもしれません。見て覚えるのが得意な人がいれば、声に出して覚えるのが得意な人もいます。

そういった違いには「認知特性」というものが関係しているとかいないとか。まぁ正直なところ、科学的かどうかは疑問があります。おばあちゃんの知恵と科学の間くらいでしょうか。

堅苦しく考えず、心理テストみたいな感じで楽しんでみるのはいかがでしょうか? 気づかなかった自分の性質が見えてきたりするかもしれませんよ。

認知特性とは

認知特性とは、「外界からの情報を頭の中で理解したり、整理したり、表現したりする方法」(医師の作った「頭の良さ」テストより)を指す心理学の用語です。

つまり、物事を考えたり人に伝えたりするときの癖のようなものだと考えていいでしょう。

人は同じものを見て、同じ判断をしたとしても、同じプロセスを踏んでいるとは限りません。まずざっくりと雰囲気を捉えてもらいましょう。

例えば以下の写真のようなシーンがあったとします。この写真を覚えようとしてみてください。

あなたはどのように覚えようとしたでしょうか?もしかすると、あなたは自分の覚え方が当たり前で他の覚え方があるのかと思っているかもしれませんね。

実は、見たまま写真のままに記憶するタイプ、言葉に置き換えて記憶するタイプがあるのです。

このように人によって情報の受け取り方は違います。ここに着目して人の特徴を分析したものが認知特性で、大きく分けると3つに分かれるようです。

  • 視覚優位者:「見た情報」を処理するのが得意
  • 言語優位者:「読んだ言葉」を処理するのが得意
  • 聴覚優位者:「聞いた情報」を処理するのが得意

ここで注意してほしいのですが、もちろん視覚優位者でも言葉や音を使って考えます。比重が視覚情報に偏っているということです。「優位」というのはそういう意味だと思います。

簡潔に3つのタイプについて説明しましたが、これだけではピンときませんよね。具体的な例を挙げて説明しましょう。

  • 「野菜の名前をできるだけ数多く挙げてください」と言われたとき視覚優位者はスーパーの野菜売り場であったり、野菜の出てくる絵本を思い出すようです。
  • 初対面の人と会って、後でそれを思い出すような状況があったとします。そこで視覚優位者は「メガネをかけていた茶色のスーツの人が浮かぶ」という風に言い、言語優位者は「名詞の山田太郎という文字が浮かぶ」という風に答えます。
  • テレビにはテロップがありますが、聴覚優位者は音声を取るのが得意なため、テロップがあってもなくても入ってくる情報量はほとんど変わらないみたいです。

これで少しは雰囲気がつかめたでしょうか?

こういった違いは何となく知っていても、認知特性という考え方を聞くのはこれが初めてという方も多いと思います。

僕は高校生のときに読んだ本で、この違いからくる違和感を初めて感じましたが、認知特性を知って「そういうことだったのか!」と納得しました。

その違和感を持ったのは確か「人間は考えたり思ったりするときに必ず言葉を使っている」という主張でした。(正確に一言一句を覚えてはいませんが…)

それに対して、「今日家に帰ったらアイスを食べよう」というのをぼんやりと映像のように考えるということもあるじゃないか、と僕は思っていました。

これはもしかすると視覚優位者である僕と言語または聴覚優位者である筆者の違いが出たのかもしれませんね。

自分の認知特性を知る方法

では自分の認知特性を調べてみましょう。

本田40式認知特性テスト 診断ツール を使って診断することにします。このリンクで資料をダウンロードしてください。

これは小児発達医の本田真美先生という方が考案されたテストです。

このリンクに飛ぶと、こんな画面になります。

このページに飛んだら「エクセルファイルをダウンロード」というところがあるのでそれをクリックします。

するとファイルがダウンロードできます。ダウンロードができたらファイルを開いてください。ファイル名は「shindan.zip」になっていると思います。

開くとこんな感じです。

インターネットでダウンロードしたものなので、保護されていて、書き込めないようになっています。しかし書き込まないと診断できないので、赤ペンで印をつけてある「編集を有効にする」というところをクリックします。

編集できるようにしたら、下の写真の赤丸のところをクリックします。「質問票」と書かれた2シート目のものです。

この質問に答えていきます。指示が曖昧ですが、一つの質問について複数の選択肢に回答してはいけません。もっとも当てはまると思う選択肢の欄に”1”と記入します。

質問は40個ありますが、すべてに答えると3枚目のシートに診断結果が出ています。そのページを見てみます。

①②は視覚優位者をさらに分けたもので、③④は言語優位者を、⑤⑥は聴覚優位者をそれぞれ分けたものです。

赤の点線で囲まれた範囲が平均的な能力値となっていますが、すこし赤線がずれているので注意です。

示した結果は僕のものですが、僕は典型的な視覚優位者で他の特性はかなり弱いようですね。単語帳を読むとき目で追うだけで覚えようとするのはこういう理由があるんだなぁと納得したりもしますね。

今まで説明しておいて無責任ですが、このテストはあくまでもこれは参考程度にした方がいいと思います。本当は医師が時間を取って色々な質問をしたり、刺激を与えたりして調べるものでしょう

ですのでこの結果を見て得意な領域に自信を持つのはいいですが、不得意と判断された領域に苦手意識を持つのはよくないと思います。

苦手意識を持つと本来の力が出せなくなりますからね。

さらに興味のある方は本田真美先生の『医師の作った「頭の良さ」テスト』を読んでみてください。読み物として読むと、けっこうおもしろかったです。

みなさん自分の結果がでましたか?みなさんはどの能力が高かったでしょうか?

さいごに

今回は認知特性という考え方を紹介しました。

紹介しておいて言うのも何ですが、これが科学的なものかというと微妙です。

占いと同じような感じで、「自分にはこういう性質があるのかもな。」くらいで受け止めておくのがいいでしょう。

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