<大学受験の勉強法>京大生の自分が高1に戻ったとしたら、こう勉強する

勉強法
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幸運なことに志望校であった京大に現在通うことができていぼくですが、「もっと効率的に勉強していればよかった」と思うことがあります
それならもう少し楽に受験勉強ができたり、もしかしたら東大受験を視野に入れたりできたのでは?と。

考えてみたところで意味のないことですが………。

でも、こんな事を考えてみたくもなります。

もし、あり得ないことですけど、ぼくが高1のころにタイムスリップしたとしたらどんなふうに勉強するか。

一度受験勉強を経験してきた人間の思いなので、今高校生をやっている人には見えていないことも見えたりしているんじゃないかなぁと思います。
その辺りが参考になれば幸いです。

では、高1から時系列順に書いていくとしましょう。
「たられば」の話なので、楽にして見ていって下さい。

高1、高2

中学範囲は理解できているという前提で進めます

中学範囲がきっちりしていない場合、いくら高校の勉強を頑張ってもうまくいきません。

中学校の教科書を見て、

・解けない問題がパラパラと見つかったり
・覚えていない英単語がけっこう見つかったり

そんな場合は、中学の復習をすることこそが逆に近道になります。
中学の復習のやり方は別のページで紹介する予定です。
(まだ執筆していないページです)

さて、話を戻します。

高校1年生と2年生。
この2年間は以下の3点くらいを目標にします。

1.数学と英語に集中する

2.勉強についての成功体験を作っておく

3.ちょっといい結果が出ても、背伸びせずに基礎を固める

この1~3のポイントについて、1つずつ詳しく見ていきます。

数学と英語を中心に集中する

1に「数学と英語に集中する」を書きましたが、これには過去の反省が入っています。

高1のころ、ぼくは世界史と英語ばかりに時間を割いて、他の科目で手を抜いてしまっていました。これが苦手科目を作る原因になりました。

これを踏まえてやり直すとしたら、どうするか。

まず、全科目に優先順位をつけます
優先順位をつけて、その順により多くの力をかけるようにします。それをまとめるとしたら、次のような感じでしょうね。

順位科目  全部の力を100%としたときに、その科目にかける力の割合
1位:数学  45%
2位:英語  25%
3位:国語  10%
   物理  10%
   化学  10%
圏外:他科目 1%未満                

数学と英語に偏っていることに驚いたでしょうか? 

「受験では苦手科目を作ってはいけないよ」と言われることを考えれば、どの科目も万遍なく頑張っておかないといけないように思えるかも知れません。

ですが、それは勘違いです。
一度受験しないと知らないかも知れないですし、ぼくもした勘違いですけどね。

というのも、全科目の重要度、難易度が同じではないからです。
数英、特に数学の重要度および難易度は突出しています

受験に必要なのは5科目だから、数学には5分の1くらいの力をかけておけばいいか~、なんて考えていると後で後悔します。(経験談)

こういうふうに力の割り振り方を決めたら、基礎的な内容を中心に徹底的にやっていきます。

数学で使う問題集は学校で指定されていた数研の教科書傍用問題集でいいんじゃないかなと思います。うちの学校だったら4STEPでした。

英語は英単語ですね。使う単語帳は後で紹介します。

理科系の科目も学校指定の問題集をやり込む方針です。

学校指定の問題集は量が割と多めですけど、中々に完成度が高い問題集だとおもいます。あれをきちんとやっておけば大丈夫でしょう。

特に基礎・標準と書かれているレベルのものは、いつ誰に質問されても答えられるくらいにまでやり込みます。

ぼくは理科系の科目の基礎部分が弱かったので、もう一度やり直すなら、しっかりとやりたいです。

国語に関しては、

・評論系の本をちょこちょこと読む
・語彙増強のための参考書も並行して進める

といったことをやっていきたいです。
学校で出される課題はそんなに頑張らないです。

今から振り返ってみると、余り役に立った気がしないんですよね。
あの学校指定のテキストの質ってどうだったんだろうと思ったりします。

余裕があれば、この参考書を使ってみたいですね。

元東進講師の宗先生など、色々な人がおすすめする参考書のようです。
ちなみにですが、ぼくは受験国語の業界で宗先生の考え方に1番共感しています。
授業を受けたことはないのですけど。

社会については、高1高2の間、授業を真面目に聞いていればいいかなぁと思います。特に急いで取り掛かる必要もありません。

ぼくは社会が好きなタイプの人間だったので、ボロボロの成績にならないようにしていればOK。
そう意識していても、自分の場合は自然と勉強してしまうと思います。

勉強についての成功体験を作っておく

それから2つ目のポイントとして「勉強についての成功体験を作っておく」と書きました。

これもとっても大事なことです。

人は成功体験があると、自信を持つことができるようになり、それがさらなる成長につながっていきます。逆に、素質があっても成功体験がないままだと能力を十分に発揮できないと思います。

ですから、何としてでもテストでいい点数を取りにいきます。

勉強ができるようになるために、まずテストでいい点数を取れなんていうと、順序が逆じゃないかと思われるかも知れません。
でも、それが本当のことであり、効果的な方法なのです。

では、そうするための具体的な勉強内容を考えてみます。

1番に考えるべきなのは、数学
この科目に対して得意なイメージを持つことができたら、受験は半分成功したようなものです。

ですから、この1科目に全力の半分くらいの力を注ぎます
時間にしてもかなり費やすことになるでしょう。

やることは、学校で販売された問題集を何周も繰り返すこと。
これだけ。

問題を見ただけでヒントもなしに自力で解答を作り上げられるレベルまでやり込みます。

一度解いて間違ったところには印をつけます。
答えを見たらすぐに理解できたものには△印、答えを見ても理解に時間がかかったものは×をつけるといった感じで。

こんなふうに数学にエネルギーを集中させて、定期テストで高得点を取りに行きます。
早い段階で高得点を取るという成功体験を経験しておけば、「おれ、数学できるんじゃね?」と思い込むことができるはず。
それを狙います。

数学の次に重要なのが英語
この科目は将来の年収とかにも関係していそうだから、頑張るモチベーションもわきます。

何から英語の勉強を始めるかと言うと、もちろん英単語
高校時代にはユメタンを使っていましたが、あの単語帳は高いので、もう一度やり直すときには違う単語帳を使います。

そのときに選ぼうと思うのがこれ。

ダウンロード音声があるみたいだし、コンパクトだし、高くない。
コスパがいい単語帳だとおもいます。
また、クセがなくて万人向けするモノだと思います。

これの単語帳を高1の1年間で少なくとも半分、できたら6~7割くらいはやっておきたいですね。
そうなると、ほぼ毎日単語帳を開いておかないといけないでしょう。
習慣にして、何とかがんばります。

この単語帳が気に入らないという人には、ユメタンかStockシリーズをおすすめします。

総合的に見たところ、ランク順入試英単語も含めてこの3つがおすすめです。
単語帳について詳しく書いたことがあるので、興味がある方は見てみて下さい。

入試のときには、語彙力を武器にして得点を荒稼ぎしたので、単語帳の評価については自信があります。(記事のリンクです↓)

TOEIC900点の京大生が本音で英単語帳を評価してみた

英語の授業の予習(先生に訳してこいとか、語彙を調べてこいとか言われますよね)はやりません。
一度受験を経験すると、この時間が無駄であると思うようになりました。
授業を真面目に聞いていれば十分です。

こうしたことを忠実にやっていれば、学校のテストや模試の数学と英語でそれなりの成績を取れるはず。
それがモチベーションを上げるというサイクルに繋がります。

ちょっといい結果が出ても、背伸びせずに基礎を固める

このように、数学&英語にエネルギーを集中させて、成功体験を掴むという流れが上手く行っていれば、段々と良い結果が出てくるはず。

ですが、ここで「もっといい成績を取りたい! 難しい問題を勉強しないと!」となるのは危険です
最悪の落とし穴です。

自分は一度この失敗をしています。
高2のころ、ちょっとだけ数学の成績が良くなったときに、調子に乗って難しい問題集に手を出そうとしました。

あれはマジで失敗でした。
もう一度やり直すなら、決して赤チャートとかには手を出さず、基礎~標準レベルの問題集を丁寧に何度もやり込みます

高3

この1年間の目標は以下の2点です。

1.入試のレベルの問題に徐々に慣れていく

2.過去問を最低10年分は解く

高3になると部活も引退して時間ができますから、勉強のスタイルも変わります。
流石にこの1年は他のことをある程度諦めて、勉強にエネルギーを一点集中させます

では、高1・高2についての話と同じように、それぞれの目標の詳細に入っていくとします。

入試レベルの問題に徐々に慣れていく

それまでに見てきたような問題、つまり高1から高2で見てきたような問題と入試の問題の間にはレベルの差があります

そのレベル差は、全くかけ離れているというほどでもないのですが、無視することはできないくらいはあります。
入試レベルに慣れていかないといけません。

ただ、これを言うとまたややこしくなりそうですけど、入試レベルを難しく捉えすぎてもいけないです。
あくまでもこれまでの延長。

ですから、取り組む問題集のレベルは入試問題の中では難しくないレベルとします。

では、具体的にやっていく内容に進みます。

数学では学校指定の問題集が解説少なめで使いにくかったので、別のものを使います。使うのは河合塾出版から出ているプラチカシリーズですね。

文系数学シリーズではなくて、理系シリーズです。

英語に関しては、引き続いて語彙力増強をやるのに加えて、英作文の勉強を本格的に始めます。

高3になっても語彙力増強をやることについては、「単語覚えるのに時間使うくらいなら英文を読んだ方が良い」といった意見もあります。

ただ、ぼくの立場は徹底した語彙力増強派です。
このやり方で京大英語で8割近くとったので、自信があります。

それから、英作文の勉強。これはちゃんと勉強するべきですね。

ちょうどYouTubeでぼくが言いたいことを全部言ってくださっている方がいたので、その動画を紹介しておきます。

「動画を見るのなんかめんどくせぇ」という人のためにポイントをまとめておきます。

日本語の文章を逐一英語にするのではなく、その文章が表現しているモノ・状況を考える。そして、それを簡単な英語で表現する。(←超大事)
 (極端な例)
  昨日は雨が降っていて、学校に遅れた
  ×:Yesterday was raining, so I was late for school
  ○:It was rainy yesterday, and I was late for school

意見が聞かれる問題では、自分の意見にこだわらずに書きやすい立場に立って書くようにする

添削してもらう

基本的にはこの内容に沿って勉強します。

ただ、添削してもらうのは中々難しいかも知れません。
そこは問題集による独学で妥協してもいいかな、と思っています。

添削してもらわなくても、優れた解答例を研究することで英作文力をつけることは可能ですから。
実際にぼくはそうやっていました。

そもそも英作文というのは、自由に書くモノではありません。
自分が確実に知っている語彙を用いて、自分が見たことのあるような文の形に仕上げていくモノです。

そうなれば、自然と模範解答と似たような構造になってくると思います。
(カッコよさなどを重視して、難しい単語を使って模範解答を作るような問題集を使わなければ、との注釈は付きます。)

もちろん信頼できる人に添削してもらうほうが良いのは間違いありません。

でも、そのためにかける労力がリターンに見合わないほど大きければ諦めたほうがいいと思います。

長文読解については、そんなに頑張らないです。理屈から言うと、語彙力と文法知識があれば、英文は読めるようになるはずだからです。
それに英文読解については日々の授業でやってますよね。

国語については、記述式の問題集に取り組み始めます。
この問題集というのが、ぼくがめっちゃ使ってよかったと思ったものです。

理科系の科目では重要問題集一択ですね。
学校で販売される場合が多いと思いますが、一応紹介しておきます。

ぼくは理科、特に化学については弱い受験生でした。
やり直すなら、重要問題集を徹底的にやり込むと思います。

過去問を最低10年分は解く

過去問は10年分くらいは解きたいです。

普通、過去問集には5年分くらいしか入っていないので、ぼくもそれくらいしかやらなかったのですが、それがダメでした。

京大の二次試験の化学が過去5年と比べてかなり難しくなって、歯が立たなかったのです。
あのときは不合格を覚悟しました。
何しろほとんど書けませんでしたから。

結果的には化学の失敗が影響すること無く、合格することができたのですが、あれはヒヤッとしました。
周りの受験生も軒並みできなかったようで、ホントに良かったです。

この反省があるので、最低でも過去10年分の問題は解きます。

そのためには1月の中旬くらいから過去問演習を始めたいですね。

過去問をとくときには、傾向を掴むようにします
傾向というのは、数学ではベクトルを使えるケースが多い、あるいは積分計算が多いとかです。英語ならこの単語をよく見かけるとか。

あと、ちょうどいい時間配分ができるように慣れていくのも大事です。

それから、難易度が年によって違いますが、どれくらいの振れ幅があるか理解しておくのも必須です。

めちゃめちゃ難しい年にまで対応する必要はないですけど、それなりに難しい年くらいには対応したいところ。

まとめ

最後にここまでの内容をさくっとまとめ、振り返ります。


高1・高2
→数英を中心に基礎固め
→テストでいい成績をとって、得意意識をつけておく(成功体験が大事!)
→調子に乗ってハイレベルな問題集に手を出さない

高3
→入試レベルに徐々に慣れていく
(入試レベルの中では難しくないレベルに集中!)
→過去問を最低10年分は解く



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