勉強のモチベーション‖勉強と承認欲求、あるいはキャラ付け

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ここで書きたいことは、タイトルの通りで「勉強のモチベーション」です。

ただ、この文章にモチベーション向上の効果を期待しないでください。自己分析的な感じで、自分の勉強のモチベーションについて考えてみただけです。

つまりは自己満足です。

本来なら日記にでも書いて、棚の中にしまっておくべき文章でしょうけど、何を思ってか公開してしまいます。

さて、前置きを終えたところで問題提起です。

どうして自分は真面目に勉強したのだろう?

こう考えてみれば、案外良くわかりません。

新しいことを覚えることが楽しかった?
純粋に勉強が面白かった?
将来の選択の幅を増やすことを考えて? 

どれも違わないですが、どことなく違和感があります。「これじゃない」感が強い。

新しいことを覚えるのが楽しかった?
それなら体を動かしたり、本を読んだりして遊んでいる方が楽しかったです。

純粋に勉強が面白かった?
そう感じた記憶はありません。

将来の選択の幅を増やすことを考えて?
親からはそう言われたかも知れません。ですが、小・中学生のころには、この言葉を正しく理解できていませんでした。

それなら、自分が本当に勉強のモチベーションとしていたのは何だろう?

そこまで考えて、「承認欲求」「自己肯定感」という言葉に至りました。

つまり、勉強をすることによって、あるいはテストでいい点数を取ることによって、「承認欲求」を満たし、「自己肯定感」を得ていたのではないか?ということです。

勉強していたら、親から「がんばってるね」と褒めてもらえます。

テストでいい点数を取ったら、友達から「凄いやん!」「頭いいなぁ」と言ってもらえます。

家庭でも学校でも分かりやすく認めてもらえます。

それが嬉しかったのでしょう。

「勉強するように子どもをご褒美で釣るのは良くない」「いや、ご褒美を用意するのは良い方法だ」といった議論があります。

その議論では、主にご褒美として「モノ」が想定されていますが、「周囲からの評価」もご褒美として機能しているように思えます。

したがって、ご褒美で釣る作戦はそもそも議論になるようなテーマでもないのかも知れません

もしかすると、勉強ではないところで周囲からの評価を得ている(例えば、クラスの人気者と認められている)場合には、それで満たされてしまっていたかも知れません。

自分の知っている範囲での話ですが、クラスの人気者・中心的存在で勉強ができた人はほとんど思いつきません。

まぁそれはたまたまかも知れません。たまたまでなかったとしても、因果関係にあるかは不明です。

ただ、僕がそうなっていたら、「承認欲求」や「自己肯定感」が満たされてしまって、それほど勉強を頑張ろうと思わなかったかも知れません。

また、一度「勉強ができる人」になってしまうと、別の要素が表れ始めます。

周囲が僕のことを「勉強ができる人」とキャラ付けして僕と付き合うことになるのです。

ここで、勉強ができることの他に魅力的な特徴があれば、そのキャラ付けはされなかったでしょう。

しかし、僕の場合は恐らく特に面白いところがなかったのです。だから、「勉強ができる人」とラベルを貼ってしまうのが楽だったのだと推測します。(自分で分析していて哀しいですが)

そうして一旦キャラ付けされてしまうと、それからはみ出ることが難しくなります。

「勉強ができる人」のキャラで周りと付き合っている状態から、それを打ち破るのはほとんど不可能でした。

そもそも、それを打ち破るポテンシャルを持っていたなら「勉強ができる人」のキャラ付けがされることはなかったと思います。

これも僕が勉強したことの1つの要因であったようです。

思えば中学生のときは、「勉強ができる人」キャラに合う行動しかできない自分にモヤモヤした気持ちを抱えていたような気がしてきました。

その気持は高校のときも続きますが、京大に入るとなくなってしまいました。

京大ではみんな「勉強ができる人」ですからね。

多くの人が、「勉強ができるかどうか」を人の評価の物差しとして使わなくなります。

これで随分心理的に自由になったように感じます。

「勉強ができる人」のラベルが取れてしまうと、何となく勉強に対する考え方が変わってきたようでした。

別に成績が良かっても良くなかったとしても、それが周囲からの評価に影響することはほぼありません。

それなら、勉強をするかしないか、あるいは何を勉強するかは完全に自分次第です。(もちろん元々そうだったわけですが)

この段階に来て、ようやく勉強が純粋に楽しいと思えることが増えました。

「承認欲求」を満たすために勉強しているわけではなく、「勉強ができる人」のキャラからはみ出ないように勉強しているわけでもありません。

今は、ただただ純粋に興味があることを勉強しています。

分かりやすい解説書や資料はなかなか見つかりませんから少し大変ですが、それでも楽しいです。

「承認欲求」や「勉強ができる人」キャラのために頑張ってきたことも、今を支える土台となっています。

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