【京大生がアドバイス】学校の定期テストで国語は気にしなくていい

国語
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学校の国語の定期テストは実力を測れていないのでは?

ぼくは「学校の定期テストは実力を測れていないのでは?」と感じてきました。

その背景を今から話していこうと思います。


定期テストの成績がいい人と実力がある人が違う

毎学期に中間、期末とある定期テスト。その度にみなさんもテスト勉強し、結果に一喜一憂していると思います。高校生のときの自分もそうでした。

ですが、今振り返って思うと、国語のテストに関しては実力が測れていなかったのではないかと疑問を感じています。

定期テストでは、ぼくより点数が高い人は何人もいました。ですが、その人たちのほとんどが模試・入試では、ぼくより高い点数を取っていなかったのです。

例えば、その人たちの中にKさんという人がいました。定期テストの国語では毎回90点前後を取っていた猛者です。ぼくはそんな点数を取れたことはありませんでした。

これだけ聞くと、彼女の国語の実力がとんでもなく高いものだと思えてきます。ぼくもそう思っていました。

しかし、実力テストや模試の結果を聞いてみると、案外それほどでもなかったのです。もちろん悪い成績だったわけではないのですが、「あれ?」と思ってしまいました。


定期テストの成績と国語の実力が一致しない理由

どうしてそうなってしまうのか。つまり、定期テストの国語の結果と入試での国語の試験の結果が乖離してしまうのはなぜなのでしょう?

その理由は恐らく、定期テストで求められる能力と入試で求められる能力が違うからだと思います。

入試で問われる国語力は、文章と設問の意味を正しく理解して正しく答えることです。これに対して学校のテストで求められているのは、如何に先生の考えをトレースできるかということなのでしょう

定期テストが超得意だったKさんの授業態度を思い出すと、その可能性が高いと思えてきます。

彼女は授業中に先生の話を真面目によく聞いていました。板書を忠実にとり、先生の言葉をメモしていました。だから、先生の考えにあった答えを書くことができたのだろうという気がします。

そう言えば、彼女は定期テストを作る担当の先生がぼくたちのクラスの担当だったときに特に高い点数を取っていました。そのことも「定期テストで求められているのは、先生の考えをトレースする能力だ」という仮説を裏付けていると思います。

また、先生の考えをトレースすること以外の方法で満点近く取ることができる方法も思いつきません。マーク式ならあり得ることだとは思いますが、ぼくの高校では記述式でした。

京大の国語の試験では、5割取れたらいい方、6割取れたら大きなアドバンテージ、7割以上取れたら化物―――そんな感じです。まともな記述式の試験で満点近くを取れたとしたら、それはノーベル賞級の功績だと思います

先生は板書や話の中でテストに出す問題の解答の作り方を伝えてくれているんでしょう。そして、高得点を取る人たちはそれを見逃さず、聞き逃さずに覚えているのだろうと思います。ぼくは右から左に聞き流してしまっていましたが。

だから、ぼくは「学校の定期テストの国語の点数は気にしなくていい」と高校生の皆さんに伝えたいです。

実際の国語力と学校の定期テストの成績の相関はないことはないでしょうが、あまり高くないはずです。ぼくの体感ではそうです。自分でしっかりと国語の勉強をしていると分かっているなら、テストの点数は気にしなくていいです。

本当の国語力を身につけるには

ここまでで定期テストの成績が国語力に一致するわけでなく、乖離が見られるということについて書いてきました。

それなら本当の国語の実力をつけるにはどうしたらいいのかということについて、ぼくの考えを書いていきます。


国語で求められる能力とは

国語で求められる能力は、
① 文章を誤解することなく正しく理解する
② 設問文の意味を正しく理解する
③ 解答の文章は分かりやすく素直に書く
の3つです。

これができるようになってきているのであれば、定期テストの成績が多少良くなくても関係ありません。その勉強方法はあっています。

ただし、そうでないなら上に示した3つの能力を身に着けられるように頑張ってみましょう。


国語力を身につける手順

①の能力をつけるには一定の語彙力が必要です。読解力の土台は語彙力です。評論では特にそうです。語彙力を軽んじてはいけません。

語彙力が低い場合、文章を読んで理解したと思っても、それは「理解した気になっているだけ」です。本当に理解したかは怪しいです。

国語の問題を読むために必要な言葉が掲載されている本を一冊買うことをおすすめします。

また、文章を読むときに素直に読もうという心がけも重要です。自分の考えを入れず、筆者に苛立たずに素直に読みましょう。

②の能力を身につけるには、設問文の理解の仕方を勉強する必要があります。

簡単な例を挙げてみましょう。

「なぜ~なのか答えよ。」という設問があったとします。「なぜ」という言葉は理由、あるいは目的を問うための言葉です。この設問ではどちらが求められているのかを考えます。

これが設問文を正しく理解する手順です。マスターするには問題演習が欠かせません。ぼくのおすすめの問題集は「上級現代文」です。設問の捉え方をすごく丁寧に説明してくれているところがポイントです。

この問題集にはとてもお世話になりました。学校指定の教材の他ではこれしかやっていません。

③をマスターする方法も問題演習です。やはり自分で解答を書かないことには解答を作り力は伸びてきません。

先ほど紹介した『上級現代文』は解答の採点基準も明確かつ丁寧に書かれています。それを見れば、「分かりやすく素直に書く」という言葉の意味を理解して、質の高い解答を作ることができるようになるはずです。

あとがき

以上が『【京大生がアドバイス】学校の定期テストで国語は気にしなくていい』の内容でした。

ここまで読んでくれたあなたが、定期テストの結果に一喜一憂せず、本当の国語力を身につける勉強をする人になってくれることを願っています。

アイキャッチ画像:Bruno /GermanyによるPixabayからの画像

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