<大学受験:国語>独学で京大に合格した僕がオススメする参考書

国語
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国語は勉強するのが中々難しい科目と言われることが多いです。

その上に、実際に参考書を選ぼうとしたとき、以下のような悩みを抱えることになりませんか?

  • 本屋に行って自分で吟味するのは大変
  • 安い買い物じゃないから、間違いたくない
  • Googleで検索してみても、塾などが発信する情報が多く、個人の経験や生の声が聞こえにくい
  • ネットの記事では、紹介されている参考書が多すぎて選びきれない

そんな悩みに応えるべく、このページを執筆しました。

僕が塾なし&現役で京大に合格することに貢献してくれた参考書たちを全公開します。

執筆にあたっては、紹介する参考書の数を絞り、僕自身の経験が皆さんに見えるように心がけました。

この記事を読めば、

  • 独学&現役で京大に合格
  • 京大の国語で上位の点数を獲得

といった経験のある僕の考え方を通して参考書を吟味することができるようになると思います。

では、見ていきましょう。

現代文

高1・高2のころは学校で指定された教材を使っていました。
その教材は役に立った感じがしないので割愛します。

いや、役に立たなかったと言うと言い過ぎかも知れません。
可もなく不可もなくと言った感じでしょうか。

解説や採点基準が弱かった印象があります。

そのせいか、真面目に取り組んでいても、中々成績に表れていなかったのを思い出します。
自分では国語が得意だと思っていたので、成績が下降していったのはショックでした。

あれらを使うくらいだったら、「入試現代文へのアクセス」の基礎編でもやっておけばよかったと思っています。

上級現代文

高3になってから使い始めたのがこちら(↓)『上級現代文』。

初心者向けではないので初心者にはおすすめできませんが、
基礎ができている人には非常におすすめできる問題集です。

(ここで言う「基礎ができている」というのは、平均より上のレベルを指しています。)

この問題集の特長は次の3つです。

  1. とにかく解説が詳しい
  2. 問いの意図を正確に捉えられるようになる
  3. レイアウトがいい

それぞれについて説明します。

とにかく解説が詳しい

この問題集は、問題編が約100ページなのに対して解答・解説編は約200ページあります。

解答が詳しいので、自分で正確に採点することができます。解答・解説編はこんな感じです↓

注目して頂きたいのは模範解答を書いているだけではないというところです。
特に以下の2点はご注目。

  1. 解答に必要な「最重要ポイント(骨子とも言いますね)が書かれてある。
  2. 色々な答案例が紹介されている
    →「何点の答案なのか」、「どう改善すればよいか」についても

これだけ丁寧に書かれてあるので、質の高い採点・自己分析が出来ます。

問いの意図を正確に捉えられるようになる

次に、二つ目の特徴の「問いの意図を正確に捉えられるようになる」ことについて説明します。

問いの意図をとらえるのは国語の基本ですが、多くの人はそのことを知りません。これが国語の得意不得意を分ける一つのポイントだと思います。

問いの意図を捉えるとはどういうことか? 例を挙げて説明したいと思います。

例えば「~はどうしてか。」「~はなぜか。」という問いが出たとしましょう。

みなさんは、「理由を説明するんだから、『~だから。』の形で答えればいいんだろう。」と考えたでしょうか?

それだけしか考えていないとしたら、それは安直だと言わざるを得ません。

実は「どうしてか」と聞くのにはいくつか場合があるのです。

1.因果関係を説明してほしい
(花が咲いたからうれしい←原因と結果の関係)

2.内容を分かりやすく説明してほしい
(記憶力が抜群にいいから天才だ←”天才” であるとはどういうことかを説明している。原因と結果の関係ではない。)

3.目的を説明してほしい
(医者になりたいから大学に行く←「医者になりたい」というのは目的)

ぼくたちはこの認識をある程度は無意識にやっています。ですが、取り違えることもあります。

日常会話ではそれでも構わないでしょう。しかし、国語という科目においては致命的です。

「どうしてか」という設問だけでなく、他の形式の設問でも同じように注意が必要です。

この参考書は、その注意するべきポイントを丁寧に解説してくれています。

レイアウトの良さ

そして、三つ目の特徴はレイアウトのよさです。

ぼくの知る限り一番レイアウトがいい現代文問題集が『上級現代文』です。

たかがレイアウト。
されどレイアウト。

レイアウトはモチベーションにつながるので大事です。

現代文の勉強法を紹介したページもあるので、そちらもよければぜひ。

語彙系参考書

現代文の点数が取れない or 現代文の勉強にストレスを感じると言った場合、読解に必要な語彙が足りていない可能性が高いです。

日本語だからと甘く見ることなかれ。

現代文のテストが求めてくるレベルは、日常会話で必要とされる日本語力などとは比べ物になりません。

当然語彙レベルも全く違っています。

ぼくは読書の習慣があったので、それほど語彙に課題があると感じたことはありません。

それでも、よく書店に行って語彙系の参考書をパラパラと見ていました。

例えば、こんなもの。

これらの本を見て、分からない語彙が多くはないかチェックしてみてほしいです。

Z会の本ならAmazonで中身を少し見られます。
目次に並んでいる語彙を見ることで、簡単な現代文の語彙力テストができます。

全部分かる必要はありません。
ただ、9割くらい分からないと、読解に支障をきたすでしょう。

少し話はそれますが、今の学生世代には、物心ついたころからネットがそばにありました。

ネットに行けば、膨大な情報量に遭遇し、自然と膨大な量の語彙を目にすることになります。

分からない語彙を見るのはストレスになりますが、そのたくさんの語彙を全て覚えることは不可能です。

そこで、僕たちは無意識のうちに知らない言葉を無視するようになったのかも知れません。確か、内田樹氏もそんなことを言っていました。(『下流志向』だったかな?)

大量の情報が溢れるネットにおいて、それは正しい適応でしょう。しかし、現代文を読むときには、その癖が悪い方向に作用します。分からない単語があることに慣れてしまっているのですね。

自分がそんな状況かもしれないと思った人は、必ず語彙力をつけるべきです。

古文

次は古文です。

古文単語

まずは単語帳から紹介しましょう。

それが「頻出順古文単語」という単語帳。

学校で買わされたものでしたが、必要な要素がそろった単語帳でした。

…………とそこで問題が。
ネットで検索をかけても出てこなかったのです。

ですから、これを紹介しても、みなさんは手に入れられません。

そこで、この単語帳そのものの紹介ではなくて、市販の単語帳を選ぶときのポイントを説明することにします。

受験経験者として重視するべきだと考えているのは、以下の点です。

  1. 受験に必要な単語が全て掲載されている
    • 300語は必要
    • 多すぎるとコスパ↘
  2. よく使われる順に並んでいる
    • 学習の効率がいい
  3. よく使われる意味は全部載っている
  4. 語源が書かれてある
    • 暗記効率が格段にアップ
    • 語呂で覚えるのはおすすめできません
  5. 例文がある
    • 文章の中での単語の様子を見ないと覚えられない
  6. 類義語や対義語などの関連語が一緒に書かれている
    • 暗記の効率を上げる

ぼくの使っていた古文単語帳は上記の特徴を備えていて、学校指定のものとしては意外なくらいに使いやすかったです。

みなさんが古文単語帳を選ぼうというときには、上記のポイントをチェックしてみるといいでしょう。

古典文法

古典文法も学校指定の参考書で勉強しました。

「高校生の古典文法」というものです。

残念ながら、そちらもネットでは新品が見つかりませんでした。

古典の文法書を選ぶ際の参考のために言っておきますが、文法書はどれでもいいです。「これを使えば勉強する気になれそう」と思えるものを選ぶのがいいと思います。

問題集

次に、使っていた問題集を紹介します。

この問題集を選んだ理由は次の2つです。

  • 河合塾シリーズなので安心感がある
    • 解答・解説が詳しく、自分で採点しやすい
    • 独学向き
  • 高いレベルに到達できる
    • これ1冊で古文は完成

一見すると、シンプルすぎるデザインで、ちょっと古い印象を受けます。

初めてみたときは、「これ、レイアウトとか手抜きじゃない?」と感じました。

ですが、内容にしっかり目を通してみると印象がガラッと変わります。使ってみると、さらに印象が変わります。

今では記述式古文問題集として最高峰なのではないかと思うくらいです。

ただ、そんな完成度の高い「得点奪取古文」ですが、使い方には注意が必要です。

特に注意してほしいのは以下の点です。

  • 古文単語や助動詞が見についていない状態では歯が立たない
    • 高1から始めても使えない
  • 問題と解答・解説が分けられない
    • かなり不便

つまり、古文の単語と文法をある程度頭に入れ、基礎的な問題集で力を養った後に使ってくださいということです。

基礎的な問題集を探すときは、「基礎」や「入門」のキーワードがあるものを見てみるといいと思います。

決して「標準」「難関」と書かれたものを手に取らないように。

高校参考書あるあるですが、「標準」は要注意

「(入試レベル)標準」であることもありますから。

漢文

漢文は学校で購入したもので事足りました。

2次試験で使わなかったから、基本を抑えておくだけでOKだったのです。

あなたにも2次試験で漢文を使う予定がないのなら、学校で購入したもので十分だと思います。

どうしても分かりにくい、モチベーションが上がらないというときには市販のものを考えてもいいと思いますが。

あとがき

最後に紹介したものをまとめます。

  • 現代文の基本レベル問題集:入試現代文へのアクセス
  • 現代文の入試レベル問題集:上級現代文
  • 現代文の語彙系参考書:読解を深める現代文単語
  • 古文単語:なし
  • 古文文法:なし
  • 古文問題集:得点奪取古文
  • 漢文文法:なし
  • 漢文問題集:なし

ここで挙げた参考書が、ぼくの使った参考書で効果を実感したものたちになります。

これを使って勉強した結果、センター試験・京大の試験の両方で他の受験生を大きく引き離す点数を取ることができました。

ここで紹介した参考書や参考書の選び方の知識が、最後まで読んでくれたあなたの国語の勉強に役立つように願っています。

ぼくが高校3年間で辿り着いた現代文の勉強法をこちらにまとめています(→ 現代文の勉強法
良ければご一読を。

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