<2020年度大学入試の出題範囲>各大学の判断は?

入試情報
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今年はコロナウイルスの流行により、多方面に影響が出ています。大学入試もその1つです。

「学習に遅れが出てしまった受験生に配慮するかどうか?」

7月末に全国の大学が相次いでこの問題に対する回答を発表しました。主な大学の対応はここでまとめています。

受験生は志望校の対応がどうなっているか気になるでしょう。ここに載せているのは僕の調べられた範囲に限られますが、確認していってください。

(8月1日の朝日新聞の記事の情報と僕自身が各大学のHPにアクセスして得た情報をまとめています。できるだけ正確な情報を探すように心がけましたが、万が一間違っている可能性もあります。また、執筆後にさらなる変更がされるケースも考えられます。念の為にご自身で志望校の公式HPを見に行くことをおすすめします)

各大学の対応の分類

新型コロナウイルスの流行により学習に支障をきたした受験生への配慮として、出題範囲に変更を加えるかは、各大学で対応が異なっています。

その対応のパターンは以下のように分類できます。

  • 変更する予定のない大学
  • 補足説明を加える大学
  • 選択問題を用意する大学
  • 発展的内容を除く大学
  • 二次試験を取りやめる大学
  • その他

ここでは上の分類ごとに全国の大学の対応をまとめています。

変更する予定のない大学

ここで挙げる大学は、出題範囲の変更を行わないと言っています。

  • 東北地方
    • 岩手大学
    • 福島大学
  • 中部地方
    • 新潟大学
    • 金沢大学
  • 関東地方
    • 東京大学
    • 東京慈恵会医科大学
    • 早稲田大学
    • 慶應義塾大学
    • 青山大学
    • 法政大学
    • 千葉大学
  • 近畿地方
    • 三重大学
    • 滋賀大学
    • 京都大学

これらの大学がこの決定に至ったのは、

  • 「細かい知識ではなく総合的な力を見るために、多岐にわたる知識を総合的に判断する問題なので、現在の状況でも受験生は対応できる(東大)」
  • 「方針を大きく変えることが、受験生にとって良いとは必ずしも言えない(京大)」
  • 「感染の影響の小さい地域からの受験生が多い(岩手大)」

などが理由のようです。

補足説明を加える予定の大学

そして、以下が「発展的な内容」も出題するが、その場合には補足説明を入れると言っている大学です。

  • 北海道
    • 北海道大学
  • 東北地方
    • 弘前大学
  • 中部地方
    • 長岡技術科学大学
    • 富山大学
    • 山梨大学
    • 岐阜大学
    • 静岡大学
    • 浜松医科大学
    • 名古屋大学
    • 名古屋工業大学
    • 豊橋技術科学大学
    • 名古屋市立大学
  • 関東地方
    • 筑波大学
    • 東京工業大学
    • 東京農工大学
    • 東京都立大学
    • 東京理科大学
    • 東京海洋大学
    • 中央大学
    • 明治大学
    • 上智大学
    • 駒沢大学
    • 武蔵大学
    • 横浜市立大学
  • 近畿地方
    • 滋賀医科大学
    • 京都工業繊維大学
    • 大阪大学(発展的な内容は除くことになる可能性あり)
    • 神戸大学(発展的な内容は除くことになる可能性あり)
  • 四国地方
    • 香川大学
  • 九州地方
    • 福岡教育大学
    • 九州大学
    • 九州工業大学
    • 佐賀大学
    • 大分大学
    • 熊本大学
    • 鹿児島大学

選択問題を用意する大学

発展的な内容も出題するが、選択形式とするという大学もあるようです。

発展的な内容をしっかり勉強した人はそれを選択すればよいし、そうでない人は別の問題を選択できる、ということですね。

  • 北海道
    • 室蘭工業大学
  • 中部地方
    • 信州大学:基本的に変更はないが、数学と理科に関しては選択問題を用意する。
  • 中国地方
    • 山口大学
  • 九州地方
    • 長崎大学:加えて「発展的な内容」を出題する場合は補足をつける / 共通テストで選べる科目の選択肢を増やす。

発展的な内容を除く予定の大学

発展的な内容は除くという対応を考えている大学は以下の通りです。

  • 北海道
    • 帯広畜産大学
    • 北見工業大学
  • 東北地方
    • 東北大学:数学Ⅲの「微分方程式」のみ除く予定。
    • 秋田大学
    • 山形大学:補足をつけて出題する可能性もあり
  • 関東地方
    • 茨城大学
    • 宇都宮大学
    • 埼玉大学
    • 東京外国語大学
    • 東京医科歯科大学:数学は「発展的な内容」を除く。物理は「原子」を除き、化学は「高分子」を除く。生物でも「生態と環境」を除く。
    • 電気通信大学:数学Ⅲ・物理・化学では「発展的な内容」は出題しない。もし出題するときは補足を加える。
  • 中部地方
    • 南山大学:数学は選択式、物理は「原子」を除き、化学は「高分子」を除く。
    • 愛知教育大学:数学Ⅲでは「発展的な内容」を除く。物理は「原子」を除き、化学は「高分子」を除く。他の科目は「発展的な内容」も出題するが、補足を加える。
  • 近畿地方
    • 京都教育大学
    • 関西学院大学
    • 大阪府立大学:補足を加えて出題する可能性もあり
  • 中国地方
    • 岡山大学
  • 四国地方
    • 愛媛大学
  • 九州地方
    • 北九州市立

二次試験を取りやめる大学

僕の知っている限りで「二次試験を取りやめる」という対応が最も踏み込んだものです。

そう公言したのは現時点で以下の一校だけのようです。

  • 横浜国立大学

その他

  • 中部地方
    • 福井大学:学部ごとに対応が異なる。選択問題を用意したり、発展的な内容を除いたり。
    • 愛知県立大学:出題範囲については不明 / 共通テストの社会では得点の良い科目を採用するという対応が取られる
  • 関東地方
    • 群馬大学:一部の学部では、数学Ⅲの範囲から積分を除くという対応。
    • 一橋大学:情報が見当たらず
    • お茶の水女子大学:情報が見当たらず
    • 順天堂大学:情報が見当たらず
    • 立教大学:情報が見当たらず
    • 國學院大學:情報が見当たらず
    • 芝浦工業大学:情報が見当たらず
    • 成城大学:情報が見当たらず
    • 明治学院大学:情報が見当たらず
    • 学習院大学:情報が見当たらず
  • 近畿地方
    • 奈良女子大学:情報が見当たらず
    • 奈良県立医科大学:情報が見当たらず
    • 同志社大学:情報が見当たらず
    • 京都府立医科大学:情報が見当たらず
    • 立命館大学:情報が見当たらず
    • 大阪市立大学:情報が見当たらず
    • 関西外国語大学:情報が見当たらず
    • 兵庫医科大学:情報が見当たらず
    • 和歌山大学:情報が見当たらず
  • 中国地方
    • 川崎医科大学:情報が見当たらず
    • 広島大学:情報が見当たらず
    • 島根大学:情報が見当たらず
  • 四国地方
    • 徳島大学:情報が見当たらず
    • 鳴門教育大学:情報が見当たらず
    • 高知大学:現時点で変更はないが、まだ不明
  • 九州大学
    • 宮崎大学:情報が見当たらず
    • 久留米大学:情報が見当たらず
  • 沖縄
    • 琉球大学:情報が見当たらず

あとがき

以上が新型コロナウイルスによる影響を踏まえた入試出題範囲に関する各大学の対応でした。

この情報は8月1日午前11時時点で僕が確認した範囲でのものです。より詳細な情報を知りたい場合はご自分で調べてみるのが確実です。

調べるなら、以下の手順を試してみてください。

  1. 志望大学のHP(ホームページ)を訪問。
    検索で”〇〇大学”と打ち込めばOK。
  2. メニューから「入試情報」or「受験生」などと書かれたボタンを探し、クリック。「
  3. 新型コロナウイルス感染症による影響を考慮した出題範囲の配慮」などのような項目がないか探し、それをクリック。

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