単語は使用頻度で覚え方を変えるのがおすすめ!【大学受験】

英語学習
スポンサーリンク

あなたは単語を全部完璧に覚えようとしていませんか?

もしそうなら―――つまり、あなたが単語の使用頻度を考慮せずにたくさんの単語を覚えようとしているなら、それは非効率的です。

このページを読むと、単語学習の効率を高める方法が分かります。

その方法は、「受動語彙と能動語彙を区別する」ことです。


受動語彙と能動語彙とは?

まず用語の説明をしないと不親切ですね。それぞれの意味は以下のようになっています。

  • 受動語彙:読んだり聞いたりすると理解できる言葉
  • 能動語彙:読んだり聞いたりして理解できるのはもちろんとして、正しく書いたり話したりできる言葉

能動語彙のほうが一段高いレベルで使える言葉だということですね。

ピンとこない方には日本語で考えてもらうといいでしょう。

例えば、「彼は 一流の苦い諧謔を弄することもあった 。」という文を考えてみてください。(何だこの文?)

ここで「諧謔」という言葉は理解はできても普段使わない(→受動語彙)のに対して、「一流」とか「苦い」という言葉はよく使いますよね(→能動語彙)。

そこで考えてみてほしいのですが、「諧謔」という漢字を完璧に覚えておくことは必要でしょうか?

必ずしもそうではありませんよね。

簡単は言葉は書けるようにしないといけませんが、難しい言葉は読めたら十分でしょう。そう覚えていく方が効率的ですよね。

つまり僕が紹介する方法は、「これは簡単だしよく出てくるからつづりも書けるようにしないとな」とか「これはあまり出てこないから意味が分かればいいや」という風に分けて覚えるということです。

そんな適当な感じでいいのかと思うかもしれませんが、いいのです。分けて意味があるのかとも思うかもしれませんが、とても意味があるんです。それを示すデータを示しましょう。

言語\語数(使用頻度順)1~10001~20001~30001~40001~5000
英語80.5%86.6%90.0%92.2%93.5%
日本語60.5%70.0%75.3% ?81.7%

参照:『図解日本語』 沖森卓也・木村義之・陳力衛・山本真吾著 三省堂 2006 p.82

この表は使用頻度の多い単語が全体の単語の使用のどれくらいを占めているかを示しています。具体的に言うと、英語では使用頻度順に並べたときの上位1000語を覚えると、一般的な文章や放送の80.5%が分かるということです。

そして5000語を覚えたら93.5%が分かるということになります。一般的な文章や放送の93.5%なのですから、受験英語の99%が分かると言っても過言ではありません。

これ以上使用頻度の低い単語を覚えても、覚えるのは大変なのになかなか出てこないのでコスパが悪くなっていきます。

一方日本語では5000語を覚えても81.7%しか分からないので、我々日本語話者からすると「よく出てくる言葉だけ勉強したとしても結局やる量は多い」と感じます。しかし英語はそうではないのです。

英語ではよく使われる言葉の数は多くなく、そしてそれらが文章のほとんどを構成しています。受験英語も同じ仕組みになっています。なので能動語彙と受動語彙を区別して覚えるのが効果的なのです。

能動語彙の覚え方

能動語彙は文章読解に必要なのは当然ですが、英作文を書くときにすごく重要になります。

それらで使えるようにするには、しっかりとした量と質がなければいけません。

量としてはおよそ2500語くらいあればいいと思います。質(単語の理解度と言い換えてもいいです)は完璧が望ましいです。

2500語は多く感じるかもしれませんが、そんなことはありません。中学校で1200~1500語程度習っているはずなので、覚えないといけないのは1000~1300語ほどです。

この量はユメタン1くらいでカバーできます。僕はかなり熱心なユメタンユーザーで他の単語帳はあまりよく分からないのですが、シスタンなら2章までくらいかと思います。

このレベルの単語は発音、意味、スペルを完璧にしなければいけません。そのためには

  1. 正しい発音をしながら単語帳を読みましょう。自分にしか聞こえないくらいの小さい声でも構いません。これは通学の時間などで毎日しましょう。
  2. スペルを覚えるために書きましょう。こちらは毎日やる必要はありません。

受動語彙の覚え方

受動語彙は文章を正しく、そして速く読むために必要になります。

受験で必要になる受動語彙の量は、能動語彙+2500語程度です。受ける学校によってはもう少し多い量が必要かもしれません。

質に関しては、発音と意味が分かるくらいでいいです。

この量というのはユメタン2でカバーできます。シスタンなら3・4章が相当しそうです。

このレベルになると、スペルを正確に覚える必要はないので単語を書く必要はありません。書いた方が覚えられるなら書けばいいですが、無理に書かなくても大丈夫です。

ただし発音と意味を覚えるために単語帳は毎日見ましょう。

まとめ

最後に内容をまとめます。

・能動語彙と受動語彙の区別をする

・能動語彙は声に出して読んだり、書いたりして完璧に覚える

・受動語彙は声に出して読んで、発音と意味を覚えるようにすれば十分

ぼくはこのやり方で京大英語で8割近くのスコアを取る英語力を養いました。参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました