京大に入ったら、ぜひ授業を受けてみてほしい先生:宇佐美誠教授【法哲学】

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京大を目指している高校生の皆さん。京大に入ったら授業を受けてみたい先生はいますか?

この記事では、ぼくがみなさんに授業を受けることをおすすめする宇佐美誠教授の紹介をします。


あなたが授業を受けてみたい先生は?

冒頭の質問をされたとき、あなたならどう答えるでしょう?

「iPS細胞の山中伸弥教授!」とか「ABC予想証明の望月新一教授!」と言う人は多いかもしれません。もしかすると、今はそこまで考えていないという人の方が多いのかも。

授業を受けたい先生をイメージしておくのがおすすめ

前者のパターンなら、残念ですがその希望はかないません。それをモチベーションとしていたとしたなら、諦めるしかありません。いい方法だとおもいますが。

その理由は、山中教授も望月教授も、授業は持っていないから。(医学部の人なら実習などで山中教授に教わることはできるのかも)

ですので、他の先生の授業を考えてみてください。

後者のパターンでも、受けたい授業をイメージすることをおすすめします。先程書きましたが、勉強のモチベーションが上がるはず。


宇佐美誠教授

京大に入って受ける授業としてぼくが推すのは、宇佐美誠教授の授業です

タイトル下に、賢そうなおじさんのイラストがあって、何だこれは?と思われたことでしょう。あれは宇佐美教授の似顔絵です。フリーのイラストソフトを使って、自分で書きました。2時間弱かかりました。

2時間弱もかけて自分でイラストを作っていることからも、ぼくの推し具合が伝わるんじゃないでしょうか?

この先生の授業が、ぼくにとっては人生で1番面白かった授業です。楽しかったし、興味深いかったし、充実していました。

宇佐美先生の授業スタイル

その授業のクオリティを作っていたのは、独特の授業の進め方でした。トークの面白さとかキャラクターといった、本質から離れた要素ではありません。

宇佐美教授の授業のやり方は、やや珍しい形式です。どんな形式なのかを、ぼくが受けた授業:「環境と法」を例に説明してみます。

大学の授業は1コマが90分なのですが、最初の60分は先生が講義します。そして、残りの30分は質疑応答の時間になっています。この30分の間、学生は予習してきたことやその日の講義の中で気になった点を時間の許す限り聞くことができます。

学生たち全員が、鋭い質問をしてやろうという姿勢です。その雰囲気が楽しいし、興奮します。本当の意味で学んでいる感じがありました。

宇佐美先生のスタイルは、大学では珍しい

ただ、こういった学生参加型の授業は、大学では珍しいです。アクティブラーニングといったキーワードを聞くようになってきた最近ですが、大学では依然として先生が一方的に話すスタイルばかり。

しかし、それを「時代遅れだ」とか「努力不足だ」と責めるのは難しいです。

というのも、大学の授業は学問的に難しいからです。高校までの授業の先にあり、普段の生活の次元から随分と離れていると言わざるを得ません。

そういった学問を学ぶには、まずは情報のインプットが必要です。知らないことだらけなので、まずは情報が必要です。

学生が発言するなど、アクティブな要素を取り入れようにも、学生の側に発言する内容がないのです。何かを発言できるほど分かっているという状況は、大学で初めて学ぶ科目においては中々ありません。

その結果、講義は先生が一方的に話すスタイルとするしか選択肢はなくなります。そうして、授業が退屈なものになってしまっています。

授業内容

しかし、宇佐美先生の授業は違います。

「法哲学」という簡単とは言えないテーマに向き合いつつも、学生の参加を促す工夫をしているのです。

「法哲学」という言葉を聞いてもピンと来ないことでしょう。ぼくも宇佐美先生の授業を受けるまで「法哲学」という言葉があることさえ知りませんでした。

ぼくの浅い理解度をもとに説明すると、法哲学は「法律とは、どんなものであるべきか?」を考える学問です。ですから、ぼくの受けた宇佐美先生の授業:『環境と法』も、法律の個々の条文がどうのこうのというものではありませんでした。

これからも人類が生きていくための環境を保とうとするとき、法律がどんなものであるべきかを考えていく―――――そんな内容でした。

この問題に立ち向かうには、ただ倫理観に訴えるだけではいけません。教育で「環境を大切にしよう」と伝えるだけで何とかなるものでもありません。

資本主義経済のもとでの人間の利己的な行動を踏まえた上で、効果的な枠組みを作っていかないといけません。

そのために知っておくべきことを1つずつ順に学んでいけるように授業が構成されている感じでしたね。

簡単ではないテーマを学ぶときに、学生参加型の授業にするのは、諸刃の剣だったと思います。先生の力量がなかったら、ただの薄っぺらい授業になってしまったことでしょう。

宇佐美先生の凄さ

学生参加型の授業は、大学において諸刃の剣なのではないかと言いました。面白くなるか、薄っぺらくなるかの二択です。そして、普通は薄っぺらくなってしまうと思います。

それを面白くしてしまうのが、宇佐美先生の凄さです。先生の凄さは、講義や質疑応答の時間でとてもよく分かります。

講義

説明は非常に分かりやすく、難解なテーマが日常の感覚に近づいてくる感じがありました。

質疑応答

学生がまとまりのない質問をしても、内容をうまく捉えて要約したり、発展させたりして、無駄な質問とならないようにされていました。

宇佐美先生の理解力と発想力のフィルターを通ってしまうと、普通の質問が大きく変わらないままに鋭い質問に変わってしまうのです。その光景を何度も見せらると、「この人、ホントに頭いいなぁ……」としか言えなくなります。

何だか詐欺にあっているように感じることさえあったくらいです。

教室内の静かな興奮

また、学生が個性的な視点からの鋭い質問をしたりすることもありました。静かで落ち着いた雰囲気の授業でしたが、あの瞬間は教室の中のみんなの興奮度は急上昇するのを感じていました。

宇佐美先生も予想してなかった質問もあったでしょうが、答えに詰まることは一度もなかったです。

とにかく、宇佐美教授は凄いです。スーパーマンだと思いました。

書いていて、ぼくの語彙力と文章力では伝わっていないだろうなぁ思います。焦れったいですね。

みなさんにはぜひ、講義を受けて、宇佐美先生のスマートさと教室の静かな興奮を体感して欲しいと思います。


注意

宇佐美先生の授業は定員オーバーになって、受けられない可能性もあります。授業スタイル的にたくさんの学生を受け入れられませんからね。

授業を受けたいと思ったら早めに登録するべきです。

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