小説家になろうで読めるおススメ小説 ―玉葱とクラリオン―

空と海と船
スポンサーリンク

こんにちは。

早速ですが、これを読んでいるあなたは「小説家になろう」という小説投稿サイトをご存じでしょうか。

このサイトは国内最大級の規模のサイトで、ここに投稿された小説は無料で読むことができます。

どれくらいの規模かというと、2019年8月現在で月間11億回読まれているといった状況です。

とんでもない規模だというのが分かりますよね。

今回の記事はそんな「小説家になろう」で公開されている『玉葱とクラリオン』という小説の魅力をぜひみなさんに知ってもらいたいと思って書きました。

では『玉葱とクラリオン』の魅力の紹介へ移りましょう。

魅力①:ファンタジーと科学の融合

「『玉葱とクラリオン』の一番の魅力は?」と聞かれたなら直ぐに「ファンタジーな世界観と科学をうまく融合させているところ!」と答えますね。

ネット小説の中には魔法が使える世界が舞台というラノベが多いです。

そんな世界観は読み手の少年の心を強く刺激し、ワクワクさせてくれます。

でもそんな小説のほとんどでは、魔法が使える仕組みについての描写はあまりありません。

魔法が使えることについては、「なんでかよく分からないけど使える」とか「そういうもん」という感じで済まされてしまっています。

ちょっと説明があっても、「この世界にはマナがあって、それを利用して魔法が成り立っているんだ」くらいです。

そこに一部のオタク(ぼく)は不満を感じていたのです。

マナを利用しているっていうことで説明しきった感じを出してるけど、そもそもマナってなんだよ?!

とか

ファンタジー感は欲しいけど、その世界観に合理的な説明もほしい!

とか、挙句の果てには

魔法の仕組みを理屈で説明してくれないとリアルな感じが出てこないじゃん?!

という欲張りなことを思うようになっていました。特に最後の文句はめちゃくちゃですね。ファンタジーの世界にリアルを求めるなんてねぇ。

しかし、僕のそんな要望に応えてくれた(という訳ではないけども)小説がありました。それが『玉葱とクラリオン』だったのです。

少しだけネタバレになってしまうのですが、この小説では魔法が使える理由を「未来の人類が技術を発展させて、大気中に特殊な化学物質(=マナ)を生み出した。それを介して、情報とエネルギーのやり取りをして、魔法を使っている」といった感じで説明されていました。(多分間違っているけど、大体こんな感じ)

こういった設定は僕にとって新鮮で、かなり引き込まれました。

もちろんこの設定だって突っ込むところは色々あります。でも、ファンタジー的な世界観を実現するには多少の無理は必要だから仕方ないと思います。 それよりも、魔法のある世界観と科学との折り合いをつけている点を高評価するべきかなと思います。

先ほどまでぼくは

魔法の仕組みを理屈で説明してくれないとリアルな感じが出てこないじゃん?!

とか言っていました。けども、100%科学的に魔法的現象を表現することは(今は)不可能なことはぼくだって分かっています。流石にこれ以上、魔法に関しての設定は求めないですね。

魅力②:作者の広い知識

僕が最初に気づいた魅力は先に書いた「ファンタジーを科学の融合」でしたが、読み進めていくうちに、作者の広い知識に驚かされました。

内政チートもので定番の「紙・銃・農業」についての知識は当然のようにあり、そこから「工業・宇宙・天体・政治・歴史」など幅広い範囲に及ぶ知識をもとにした描写から目が離せませんでした。

「ここまで書くか?!」と思えるほど深く技術についての説明・描写があって、作者の熱意が伝わってくるようでした。

どんな勉強をして、どんな人生を過ごしていたらこんな広い分野の知識を身につけられるのか分からないなぁと思うほどの深さでした。

読んでいるだけで勉強した気分になる(?)点もおすすめです。

魅力③:緻密な構成

『玉葱とクラリオン』は緻密な構成も魅力の一つです。

巧妙な伏線が色々ありましたが、その全てが必要だったことを読み進めてから気づくという連続でした。

ラストまで読むと、複雑な世界の状況や主人公に関わる謎が一気に明らかになり、かなり爽快感がありましたね。

魅力④:主人公の魅力

そしてこの小説に欠かせないのが主人公の魅力です。

この主人公は強いです。作中で圧倒的に強いキャラクターです。

しかしそんな強さに驕ることはありません。

根本には優しさがある性格なので、強くても、出世しても偉ぶることはありません。

そんな性格なので、周囲からの信頼が厚いです。読んでいる僕も実際にこんな人がいたら頼れるなぁとしみじみ感じます。

困難な展開になったり、主人公が一見悪いことをしたように見えても、「この主人公なら大丈夫だろ」と思えるような何かがありましたね。

主人公の優しさが裏目に出るところもあり、読み手としてはじれったく感じることもありましたが、それも魅力でした。

また、優しいだけでなくてどこか放っておけないところもあり、それも主人公に引き込まれる要因です。作中のキャラクターたちも、読者たちも同じように主人公に引きつけられているんじゃないでしょうか?

それも作者の描写力かなと思います。

楽しいときは全力で馬鹿をやり、困難な問題を抱え込んでは苦しむ主人公。そんな人をそばで見ているような感覚になれます。

とにかく主人公の魅力というのは大きいですね。

あとがき

というわけで今回は小説投稿サイト「小説家になろう」から『玉葱とクラリオン』の紹介でした。

ファンタジー観や内政チート、転生・転移ものが好きで、おもしろい小説を探している人がいればぜひ読んでもらいたい小説です。

個人的には小説家になろうで公開されている小説の中で1、2を争う高評価です。

累計ランキングは300位にも入っていませんが、読み終わった後にはそれが信じられないほどです。

ランキングの上位はそこそこ読みましたが、個人的には『玉葱とクラリオン』には及ばないという感覚です。

まぁそのあたりは好みの問題なんでしょけどね。

後、この小説は完結しているので一気に読めるところもいいですね。

ではこのあたりで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました